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キッチンのシンク下収納は何が入る?配管を避ける組み方

キッチンのシンク下収納は何が入る?配管を避ける組み方

シンク下の扉を開けると、排水トラップの管が奥へ斜めに下りていて、四角い収納ケースがまっすぐ入りません。

家庭用シンクの排水口は180mmと186mmの2つの呼び径で部材が分かれ、カクダイのシンクトラップ452-502ではフランジ外径181mmに対して取付穴が158mmと、見る場所によって寸法が変わります。

シンク下に何が入るかを決めるのは容量ではなく、この管が通る位置と高さです。

本記事では、配管をよけて棚を組む考え方と、買う前に測る4カ所を解説します。

みずまわりん編集部

水回りのつまり・水漏れの直し方と、掃除グッズや交換部品の選び方をまとめた情報サイト。お風呂・トイレ・洗面所・キッチン・洗濯機まわりを場所ごとに解説します。規格や料金はメーカー公表情報を確認し、確認時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

シンク下収納を分けるのは配管の位置と扉の開口幅

収納用品のカタログは幅と奥行きで並んでいますが、シンク下では先に決まる寸法が2つあります。

ひとつは排水トラップの管が床から何センチの高さで、扉からどれだけ奥にあるかです。

もうひとつは扉の開口幅で、庫内が広くても枠の内側より大きい箱は入りません。

この2つを押さえると、選べる形はかなり絞られます。

管が床近くを横切っているなら、脚の高さを変えられる伸縮ラックで管をまたぐ形になり、管が高い位置にあるなら床側に引き出しを置いて上を空けるほうが収まります。

逆に、扉の開口が狭いキッチンでは、大きな一体型より小さいケースを並べたほうが出し入れが楽です。

容量から考え始めると、届いた棚の脚が管に当たって斜めに置くことになり、上に物を積めません。

先に配管を見て、そのあとで入る器を選んでください。

排水トラップそのものの構造はキッチンの排水トラップとは|種類と外し方・戻し方の手順で解説しています。

キッチンのシンク下にある配管を見分ける

扉を開けて懐中電灯で照らすと、太さの違う管が数本見えます。

いちばん太くて中央から下りているのが排水管で、シンクの底から続いています。

カクダイの452-502のようなシンクトラップはG2のネジ部を持ち、40Aの塩ビ管を接続する場合は別部材の458-451を使う仕様になっていて、この接続部が庫内でいちばん出っ張ります。

細い管は給水と給湯で、多くは壁側か奥から立ち上がっています。

根元には止水栓があり、ここを塞ぐ位置に重い箱を置くと、水漏れのときにすぐ閉められません。

食器洗い機や浄水器がついているキッチンでは、分岐の部材やホースが加わってさらに場所を取ります。

もう一つ見ておきたいのが蛇口の足元です。

KVKはキッチン用水栓を台付1穴・台付2穴・壁付の3タイプに分けていて、台付の水栓はシンク下に取付部が出ています。

台付2穴には取付ピッチという穴の芯々距離があり、KM8GNは204mmです。

数値は製品ごとに違うので、交換を考えるなら実測してください。

水栓の分類はキッチンの蛇口の基本|種類・規格・交換の判断をまとめてで解説しています。

シンク下収納の3タイプと向き不向き

脚を伸ばして管をまたぐ伸縮ラック

支柱の高さと棚板の幅を変えられるタイプで、管が斜めに走っていても脚の位置をずらしてよけられます。

管が床の近くを横切っているキッチンに向きます。

棚板が細い桟だけの製品は、小さい物が落ちるので、平らなトレーを併用してください。

床に置く引き出し・ケース

管が高い位置で曲がっていて、床側にまとまった空きがあるなら引き出し式が使いやすいです。

奥の物を手前に引き出せるので、鍋やボウルの置き場に向きます。

ただし奥行きのある引き出しは、扉の開口が狭いと本体を斜めにしないと入りません。

扉の裏や棚板に吊るタイプ

ラップやスポンジのような軽い物を、扉の裏や既存の棚板に掛けて置く形です。

床の配管に触らずに増やせる一方、扉の丁番(ちょうばん)に負担がかかるので、重い物は載せないでください。

開けたときに庫内の棚とぶつからないかも、扉を閉めて確かめる必要があります。

収納用品の素材で変わる湿気とにおいへの強さ

シンク下は排水管が通るぶん、庫内の湿気がこもりやすい場所です。

素材は大きく3タイプに分かれ、ステンレスは水に濡れても拭けば戻り、線材の棚なら空気も抜けます。

樹脂のケースは軽くて丸洗いできますが、色のついた調味料をこぼすと跡が残ることがあります。

スチールに塗装をした製品は価格が下がるかわりに、塗装の欠けた部分から錆が出やすく、脚の接地面が濡れたままだと床材に色が移ることもあります。木や布の箱は見た目が整いますが、湿気を吸うので、シンク下では中身が乾いた物に限ったほうが無難です。

どの素材でも、床に直接置くより1〜2cm浮かせたほうが下を拭けます。

においが気になるときは収納を増やす前に排水側を確かめてください。

封水が切れているケースと油汚れのケースでは対処が違い、見分け方はキッチンの排水溝が臭い原因|封水切れと油汚れの見分け方で解説しています。

シンク下に置く前に測る4カ所

届いてから入らない失敗は、測る場所を1つ飛ばしたときに起きます。メジャーを持って、次の4カ所を紙に書き出してください。

測る場所見るポイント
扉の開口幅と高さ枠の内側で測る。庫内の幅より狭いことが多い
庫内の内寸幅・奥行き・高さ。奥の壁が斜めの場合は手前と奥の両方
排水管の位置床からの高さ、扉から奥までの距離、左右どちら寄りか
止水栓と蛇口の取付部手が入る余地を残す。ホースの余長も含めて見る

管は円筒なので、床からの高さは管の下端と上端を別に記録しておくと棚の脚の高さが決まります。

扉が開き戸なら、90度開いたときに丁番の金具が庫内へ張り出す分も見てください。

観音開きの中央に仕切りの柱があるキッチンでは、その柱の左右で使える幅が変わるため、片側ずつ測るのが確実です。

薄型トラップへの交換で収納空間を広げられるか

管が庫内の真ん中を占めていて棚が組めない場合、トラップ自体を薄いものへ替える道があります。カクダイには標準のシンクトラップのほかに浅型(452-602)と薄型(4526、453-013)があり、シンク下のスペースを使えるタイプとして分かれています。

ただし、自宅のものがそのまま交換できるとは限りません。

部材は180mmトラップ用・186mmトラップ用・180mm/186mm兼用の3種類に分かれていて、まず呼び径がどちらかを確かめる必要があります。

呼び径はフランジ側の寸法で、452-502ではフランジ外径181mmに対しシンクに開いた取付穴は158mmです。

「180mm」と聞いて穴を測ると数字が合わないので、どこの寸法かを毎回確かめてください。

交換は排水を止めて床下の管と接続し直す作業になり、集合住宅では管理規約で扱いが決まっている場合があります。

賃貸なら管理会社、分譲なら管理組合に先に確認してください。

判断が難しいときは、シンクの型番と呼び径を伝えて水道業者に見てもらうのが確実です。

呼び径の測り方はキッチンの排水溝ゴミ受けの選び方|サイズと素材の決め方でも解説しています。

収納を入れたあとの掃除と点検の目安

物を詰めてしまうと、水漏れの初期のしみに気づけません。

半年に一度は中身を出し、管の接続部と床に湿りがないかを手で触って確かめてください。

止水栓の周りだけは常に手が届くよう空けておくと、いざというときに慌てません。

床を拭くときは、洗剤を使う前に乾いた布でほこりを取ります。

合板の底板は水が染みると膨らんで戻らないので、濡れた布で拭いたあとは扉を開けて乾かしてください。

排水管の薬剤を使う場面では、塩素系と酸性のものを同時に使わないでください。

混ざると有害なガスが出ます。

使うのはどちらか一方だけにし、換気しながら行ってください。

棚のがたつきは、脚のゴムがつぶれてきた合図です。

伸縮ラックは支柱のねじが緩むと荷物ごと傾くので、重い鍋を載せている棚は年に一度締め直しておくと安心できます。

排水の流れが落ちてきたら収納とは別の問題で、キッチンの排水溝の流れが悪い|完全に詰まる前の対処法で解説しています。

よくある質問

シンク下に食品を置いてもよいですか

米や乾物のような常温保存の食品は置けますが、湿気がこもる場所なので密閉容器に入れてください。開封した粉ものを袋のまま置くのは避け、直射日光や高温を嫌う調味料はパッケージの保存方法に従ってください。

100円ショップの収納ケースでも使えますか

使えます。

小さいケースを並べる方式は、管をよけて置ける点で扱いやすいです。

ただし取り扱いは店舗と時期によって変わるため、同じ物を買い足せない場合があります。

数をそろえるなら最初にまとめて買ってください。

突っ張り棒で棚を作っても大丈夫ですか

シンク下の側板は化粧板で、突っ張り棒の圧力が一点に集まると板がへこむことがあります。

軽い物を掛けるだけなら使えますが、棚板を載せて鍋を置くような使い方には向きません。

荷重をかけるなら床で支える棚を選んでください。

ぬめりやにおいが収納に移るのを防げますか

庫内のにおいは排水側から来ていることが多く、収納用品を替えても元が残れば戻ります。

ゴミ受けと排水口の汚れを落としてから、庫内を乾かしてください。

掃除の手順と頻度はキッチンの排水溝掃除|ぬめりと臭いを断つ手順と頻度で解説しています。

まとめ

シンク下の収納は、容量ではなく排水管の高さと位置、そして扉の開口幅で決まります。

管が低ければ脚をずらせる伸縮ラック、高ければ床置きの引き出しが収まり、軽い物は扉裏に回すと床を空けられます。

管が邪魔で棚が組めないときは浅型や薄型のトラップという選択肢がありますが、呼び径が180mmか186mmかを確かめ、集合住宅では管理会社や管理組合に確認してから進めてください。

ぜひ本記事の4カ所の実測から始めて、入る器を選んでください。

シンクそのものの素材差はキッチンシンクの基本|素材別の違いと掃除しやすさを解説で解説しています。

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