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キッチンのシンク下収納は何が入る?配管を避ける組み方

キッチンのシンク下収納は何が入る?配管を避ける組み方

シンク下の扉を開けると、排水管が床へ斜めに抜け、その横に給水管と給湯管が立ち上がっています。

この空間は、家庭用シンクの排水口が180mmと186mmの2つの呼び径に分かれているように、寸法が家ごとに違います。

カクダイには薄型シンクトラップ(4526、453-013)のように、シンク下のスペースを使えるタイプもあります。

本記事では、排水管をよけて棚を組むための測り方と、伸縮ラック・コの字ラック・引き出しの使い分けを解説します。

みずまわりん編集部

水回りのつまり・水漏れの直し方と、掃除グッズや交換部品の選び方をまとめた情報サイト。お風呂・トイレ・洗面所・キッチン・洗濯機まわりを場所ごとに解説します。規格や料金はメーカー公表情報を確認し、確認時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

キッチンのシンク下収納は排水管の位置で組み方が変わる

シンク下は、四角い箱の中央付近に太い管が1本通っている空間です。

まっすぐな棚板を1枚渡そうとすると管に当たるため、棚は「管をまたぐ」か「管の手前と奥に分ける」かのどちらかになります。

この分かれ道が、選ぶ収納用品をほぼ決めます。

管が扉のすぐ内側を通っているタイプでは、奥行きのある引き出しが入りません。

反対に管が奥寄りで壁沿いに立ち上がっているタイプなら、手前側に引き出しをそのまま並べられます。

まず扉を開けて、管が手前・中央・奥のどこを通っているかを見てください。

もう一つ、シンク下は熱と湿気を受ける場所です。

湯を流したあとの排水管は温まり、シンクの裏側には結露が付きます。

紙箱や布製の収納袋を直接床に置くと、底が湿ることがあります。

棚で床から浮かせる組み方には、この湿気を避ける意味もあります。

シンクそのものの素材による違いはキッチンシンクの基本で解説しています。

シンク下で測る3つの寸法と、測り間違えやすい場所

届いてから入らない事故は、ほとんどが有効寸法の測り忘れから起きます。測るのは有効幅、奥行き、内部の高さです。

有効幅は扉の内側で測る

収納庫の内寸だけを測ると、開口部より広い数字が出ます。

観音開きの扉は蝶番(ちょうつがい)の金具が内側に張り出し、中央に細い柱が立っている造りもあります。

実際に物を通せる幅は、扉を全開にした状態で左右の枠の内側を測った値です。

奥行きは管の手前までを測る

奥の壁までの寸法ではなく、扉の内側から管の手前面までを測ってください。

引き出しタイプを並べるなら、この数字が上限です。

管をまたぐラックを使う場合は、奥の壁までの寸法も別に控えておきます。

高さは床から棚板の裏まで

シンクの底や排水トラップの下端が、思ったより低い位置まで下がっていることがあります。

床から真上に上げていき、最初に当たるものまでの高さが使える高さです。

伸縮ラックはこの数字の範囲に調整できるかどうかで選びます。

シンク下に入れる収納用品の3タイプと向き不向き

脚を独立して伸ばせる伸縮ラック

棚板の高さと幅を調整でき、脚を1本ずつ違う長さにできる製品もあります。

管が中央を通っていて、その左右で床の使える面積が違う家に向いています。

ただし脚が細いため、床が柔らかい素材だと荷重が一点に集まります。

重い鍋を載せるなら、脚の下に板を敷いてください。

管をまたぐコの字ラック

横に寝た管の上を渡して、下の空間も使えます。

組み立てが簡単で、寸法が合えばもっとも無駄が出ません。

一方で高さの調整幅が狭い製品が多く、数センチ合わないと使えません。

買う前に高さと幅の両方を確かめてください。

床に並べる引き出し・ボックス

管の手前が広く空いている家では、これがいちばん扱いやすいです。

奥まで手を入れずに引き出せて、中身の入れ替えも簡単です。

反対に、上方向の空間が余ります。

高さのある空間なら、引き出しの上にコの字ラックを重ねる組み方もできます。

シンク下収納の価格差は素材と組み立て方から生まれる

同じ形のラックでも、素材で差が出ます。

ステンレスは水に強く、スチールに樹脂を吹き付けたものは表面の傷から錆びることがあります。

ポリプロピレンの引き出しは軽くて洗えますが、重い鋳物鍋を入れると底がたわみます。

シンク下は水がかかりうる場所なので、素材の表記は確かめておくといいでしょう。

次に見るのが組み立て方です。

ねじで留めるタイプはがたつきが出にくく、差し込み式は工具なしで組めます。

棚板の耐荷重が表示されているかどうかも、価格が分かれる理由の一つです。

表示のない製品が使えないという話ではありませんが、重い物を載せる予定があるなら、数値のある製品を選ぶほうが判断しやすくなります。

100円ショップのラックやボックスでも、寸法が合えば十分に使えます。

ただし品揃えは店舗と時期によって変わり、同じ製品を後から買い足せないことがあります。

何個も並べて揃える前提なら、まとめて買うか、継続して手に入る製品を選んでください。

薄型トラップでシンク下の空間を広げられるか

排水トラップの形を変えると、シンク下の高さが変わります。

カクダイにはシンクトラップの標準型に加え、浅型(452-602)と薄型(4526、453-013)があり、薄型はシンク下のスペースを使えるタイプとして分類されています。

高さが数センチ足りずにラックが入らない場合、この選択肢を検討する余地があります。

ただし自宅のトラップが交換できるかどうかは、現物を見ないと分かりません。

寸法の呼び方も注意が必要です。

標準品の452-502は、フランジ外径181mm、取付穴径158mm、最大挟み込み厚1.5mm、材質はポリプロピレンとステンレスです。

「180mm」はフランジ側の呼び径で、シンクに開いている穴そのものは158mmです。

どこを測った数字なのかを取り違えると、部材が合いません。

家庭用シンクの排水口は180mmと186mmの2つの呼び径で部材が分かれており、バスケットやフタも180mm用・186mm用・兼用の3種類があります。

また、G2ネジ部に40A塩ビ管を接続する場合は458-451を使います。

交換は水を止めて配管を外す作業になるため、自分で判断できないときは水道業者へ相談してください。

集合住宅では管理規約による制限があります。

トラップの構造と外し方はキッチンの排水トラップとは、ゴミ受けの寸法選びはキッチンの排水溝ゴミ受けの選び方で解説しています。

キッチンのシンク下に置いてよいものと避けたいもの

鍋、フライパン、ボウル、ざる、ゴミ袋の在庫は、湿気で傷まないうえに使う場所も近いので、シンク下に向いています。

洗剤の詰め替えも同じです。

ただし塩素系の漂白剤と酸性の洗剤は、混ざると有害なガスが出ます。

同じ箱に倒れやすい状態で並べず、容器の向きを揃えて別の入れ物に分けてください。

市販品の「まぜるな危険」の表示は必ず確認します。

避けたいのは、湿気と温度変化に弱いものです。

小麦粉や乾物などの食品、紙製のパッケージ、電池や工具類は、シンク下より別の場所のほうが安心です。

使用頻度の低い来客用食器を奥に詰め込むと、水漏れが起きたときに気づくのが遅れます。

台付水栓が付いたキッチンでは、給水管と給湯管がシンク下に下りてきて、その根元に止水栓があります。

ここを収納で塞がないでください。

水を止めたい場面で手が届かなくなります。

水栓の種類と規格はキッチンの蛇口の基本で解説しています。

収納を置いたあとにシンク下で確かめる水漏れの兆候

金額は2026年7月時点のものです。作業内容によって変わるため、必ず現地見積もりで確認してください。

棚を組んだら、月に一度は中身を出して床と管の根元を手で触ってください。

見るべきは、床板の変色、管の継ぎ目の水滴、カビ臭いにおいです。

物を詰めた状態では床が見えないので、点検のたびに全部出す手間を減らしたいなら、引き出しやボックスにまとめておくと確認が短時間で済みます。

水滴が続いて出ている場合は、まず止水栓を閉めて水を止めます。

クラシアンの公式サイトでは水漏れ修理を8,800円〜としており、これに事務手数料が加算されます。

手数料は関東圏で15%、関東圏以外で10%です。

表示された作業料金だけで総額を判断すると足りません。

出張費・現地見積もり・キャンセルは無料と明記されていますが、法人の場合は成約に至らないと出張費がかかることがあります。

においだけが気になる場合は、排水管の水漏れとは別の原因も考えられます。

キッチンの排水溝が臭い原因で封水切れとの見分け方を解説しています。

よくある質問

シンク下に除湿剤は必要ですか

湿気がこもりやすい場所なので、置いて損はありません。

ただし除湿剤で水漏れは止まりません。

中の水が急に増えたり、置いた覚えのない量までたまっているときは、湿気ではなく漏れを疑って管の継ぎ目を触ってください。

100円ショップのラックだけで組めますか

寸法が合えば組めます。

ただし在庫は店舗と時期によって変わり、同じ製品を後から買い足せない場合があります。

重い鍋を載せる棚だけ耐荷重の表示がある製品にして、軽い物の仕切りを安価な製品で揃える組み方が現実的です。

賃貸で薄型トラップに交換してもいいですか

設備の変更にあたるため、管理会社か大家へ先に確認してください。

可否は管理規約によります。

退去時の扱いも合わせて聞いておくと、後の負担を避けられます。

ゴミ受けを買い替えるときは何を測りますか

排水口の呼び径が180mmか186mmかを確かめます。

部材はこの2つで分かれており、兼用品もあります。

フランジの外径と、シンクに開いた穴の径は別の数字なので、どこを測ったのかを控えてから注文してください。

まとめ

シンク下の組み方は、排水管が手前・中央・奥のどこを通っているかで決まります。

有効幅は扉の内側、奥行きは管の手前まで、高さは最初に当たるものまでを測れば、伸縮ラック・コの字ラック・引き出しのどれが入るか判断できます。

高さが数センチ足りないときは、浅型や薄型のトラップという選択肢もありますが、交換の可否は現物と管理規約によります。

ぜひ本記事の測り方と点検の手順を参考に、止水栓に手が届く状態を保ったまま組んでみてください。

日々の掃除の手順はキッチンの排水溝掃除で解説しています。

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