トイレの棚のおすすめ|省スペースな収納の選び方をまとめて解説

予備のトイレットペーパーと掃除道具が床に直置きになっている、という状態からの買い替えでしょう。
トイレの棚で最初に分かれるのは、突っ張り式と据え置き式の2タイプです。
突っ張り式は壁に穴を開けずに縦の空間を使えますが、耐荷重には上限があります。
据え置き式は重い物を置けるかわりに、床の面積を取ります。
本記事では突っ張り式と据え置き式の使い分けと、買う前に測る3か所を解説します。

みずまわりん編集部
水回りのつまり・水漏れの直し方と、掃除グッズや交換部品の選び方をまとめた情報サイト。お風呂・トイレ・洗面所・キッチン・洗濯機まわりを場所ごとに解説します。規格や料金はメーカー公表情報を確認し、確認時点を明記しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
トイレの棚は突っ張り式と据え置き式で選び方が変わる
突っ張り式は、床と天井のあいだにポールを固定して棚板を渡すタイプです。
壁を傷めずに設置でき、便器の後ろやタンクの上といった細い空間を縦に使えます。
ただし支えているのは突っ張りの圧力だけなので、耐荷重の上限は据え置き式より小さくなります。
表示された重さを超える物を載せない、という前提で選んでください。
据え置き式は床に置くだけのタイプで、重い物や数の多い物を載せられます。
掃除用の洗剤やボトルをまとめたい場合は、こちらのほうが扱いやすいでしょう。
一方で、脚の面積だけ床が埋まります。
トイレは足元の掃除が必要な場所ですから、棚を動かさずに床を拭けるかどうかも見ておきたい点です。
脚が細く、持ち上げずにずらせるものだと手入れが楽になります。
迷ったときは、置きたい物の重さを先に決めます。ペーパーの予備が数個なら突っ張り式で足りますが、洗剤のボトルや掃除道具まで集めるなら据え置き式が向きます。
置き場所ごとに合うトイレの棚の形
タンクの上
タンクをまたぐ形のラックは、もともと空いている頭上を使えます。
設置のときにタンクのふたに手をかけないでください。
手洗い管が付いているタイプはふたの裏にホースがつながっており、無理に持ち上げるとホースを引っぱります。
ふたは陶器なので、落とせば割れます。
便器の後ろの隙間
幅15センチ前後しかない隙間でも、細身の据え置きラックなら入ることがあります。
ここに置くと通路をふさぎません。
ただし奥に手を伸ばす形になるため、毎日使う物より予備のストック向きです。
ドアの上や壁面の上部
視線より高い位置は、物が視界に入らないぶんすっきり見えます。
反対に、取り出すたびに背伸びが必要です。
子どもや高齢の家族が使うトイレなら、高い棚には軽くてかさばる物だけを載せ、洗剤類は下に置きましょう。
収納したい物からトイレの棚を絞る
予備のトイレットペーパー
ペーパーは軽いので、突っ張り式でも問題なく載ります。
棚板の奥行きが浅いと転がって落ちるため、縁が立ち上がった棚板か、かごを組み合わせられるタイプが扱いやすいでしょう。
家族の人数が多いほどストック数が増えるので、棚板1枚に何個並ぶかを先に数えておくと失敗が減ります。
掃除道具
ブラシやシートを棚にしまうなら、濡れた物が触れる前提で素材を選びます。
ホルダーの底に水が残ると、そこが不衛生になります。
使い捨てタイプに替えれば棚に残るのは付替え用のヘッドだけになり、収納の量は小さくなります。
種類ごとの違いはトイレ掃除ブラシのおすすめで解説しています。
芳香剤や洗剤
置き型の芳香剤は、香りが広がる場所に置きたいものです。
床に近い低い位置より、棚の中段のほうが向きます。
芳香剤と消臭剤は役割が違い、香りを放つ製品に消臭の働きがあるとは限りません。
使い分けはトイレの芳香剤のおすすめで解説しています。
洗剤のボトルは重いので、突っ張り式の上段には載せないでください。
トイレの棚の値段の差は素材と表面の加工から生まれる
同じ形でも価格が違うのは、支柱の金属の太さ、棚板の材質、表面の加工が違うからです。
棚板が木質のボードなら軽くて安く仕上がりますが、切り口から水を吸うと膨らみます。
樹脂やスチールに塗装を施したものは水に強く、拭き掃除に耐えます。
トイレは湿気がこもりやすく、掃除のときに洗剤が飛ぶ場所です。
水がかかる位置に置くなら、拭ける素材を選んだほうが長く使えます。
安い製品が劣るわけではありません。
ペーパーのストックだけを載せるなら、軽い素材で十分ですし、模様替えのたびに入れ替える前提なら費用を抑える選び方も合理的です。
判断が変わるのは、洗剤や水に濡れた道具を置くときと、10年単位で使い続けたいときです。
なお100円ショップの棚やかごは、店舗と時期によって取り扱いが変わります。
数をそろえたい場合は、同じ品が再入荷するとは限らない点を見込んでおきましょう。
トイレの棚を買う前に測る3か所
設置できる幅の内寸
壁から壁までではなく、実際に棚が入る部分の内寸を測ります。
ペーパーホルダーや手すり、配管が出ていれば、その手前までが使える幅です。
数センチの差で入らないことがあるため、いちばん狭い位置で測ってください。
奥行きと便器のふくらみ
床の奥行きが足りていても、便器やタンクのふくらみに脚が当たると入りません。
床から30センチくらいの高さで、いちばん出ている部分までの距離も測っておきます。
温水洗浄便座の給水管やコンセントの位置も、同じタイミングで確認しておきたい点です。
天井の高さと耐荷重
突っ張り式は対応する高さの範囲が決まっています。
天井が高い、あるいは低すぎると固定できません。
天井が点検口や換気扇にかかる位置だと、突っ張りの力が板を押し上げてしまいます。
避けて設置できるかも見ておきましょう。
合わせて、棚板1枚あたりの耐荷重の表示も確認してください。
設置したトイレの棚を保つ手入れと点検
突っ張り式は、時間がたつと少しずつ緩みます。
数か月に一度、上に載せた物を下ろしてから締め直してください。
ぐらつくまま使うと、地震や物をぶつけた衝撃で倒れます。
締め直すときに天井側の当たり面を見て、へこみや跡が付いていないかも確かめておきましょう。
棚板の掃除は、水拭きのあと乾いた布で仕上げます。
金属部分に水が残るとさびの起点になります。
木質のボードは水を吸うので、濡れた布を長く置かないでください。
棚の下と裏側はほこりがたまりやすい場所です。
床を拭くついでに、棚を少しずらして拭けると衛生的に保てます。
マット類を敷いている場合は、洗える素材かどうかで手入れの手間が変わります。
選び方はおしゃれトイレマットの選び方で解説しています。
棚板がたわんできたら、載せている重さが上限を超えているか、素材が湿気で弱っている合図です。買い替えの目安として覚えておいてください。
よくある質問
賃貸でもトイレの棚を設置できますか
突っ張り式と据え置き式は壁に穴を開けずに置けます。
ただしビスで壁に固定するタイプは、原状回復の扱いが契約や管理規約によって変わります。
判断が要る場合は、管理会社や大家に事前に確認してください。
100円ショップの棚でも足りますか
軽い物を少し置くだけなら使えます。
耐荷重の表示を確認し、洗剤のボトルのような重い物は載せないでください。
取り扱いは店舗と時期によって変わるため、同じ品を後から買い足せるとは限りません。
突っ張り式が落ちてくることはありますか
緩んだまま使えば落ちます。
上段に重い物を載せない、数か月ごとに締め直す、この2点を守ってください。
天井が化粧板や点検口の位置だと固定が安定しないので、下地のしっかりした位置を選びます。
洗剤を棚にまとめて置いていいですか
塩素系と酸性の洗剤を並べて置くのは避けてください。
混ざると有害なガスが出ます。
まぜるな危険の表示があるものは、別の場所に分けて保管します。
子どもの手が届く高さも避けましょう。
洗剤ごとの向き不向きはトイレの掃除洗剤のおすすめで解説しています。
まとめ
トイレの棚は、載せたい物の重さで突っ張り式か据え置き式かが決まります。
軽いストック中心なら縦の空間を使う突っ張り式、洗剤や道具までまとめるなら据え置き式が向きます。
買う前に測るのは、使える幅の内寸、便器のふくらみを含む奥行き、天井の高さの3か所です。
設置後は締め直しと拭き掃除を習慣にしてください。
ぜひ本記事の測り方と耐荷重の考え方を参考に、床置きをやめる一台を選んでください。




