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洗濯機の排水口カバーの選び方|臭い対策になる条件とは

洗濯機の排水口カバーの選び方|臭い対策になる条件とは

洗濯機を動かすと、防水パンの真ん中に大きな穴が開いていて、そこから下水の臭いが上がってくることがあります。

この臭いを止めているのは排水トラップにたまった封水(ふうすい)で、上に置くカバーではありません。

防水パンを作っているテクノテックも、パン本体とは別に防水パン用排水トラップが必要だと明記しています。

本記事では、排水口カバーを形と素材で選び分ける考え方と、買う前に測る防水パンの有効内寸を解説します。

みずまわりん編集部

水回りのつまり・水漏れの直し方と、掃除グッズや交換部品の選び方をまとめた情報サイト。お風呂・トイレ・洗面所・キッチン・洗濯機まわりを場所ごとに解説します。規格や料金はメーカー公表情報を確認し、確認時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

洗濯機の排水口カバーは臭いを止める部品ではない

カバーが担うのは、ほこりや糸くずが排水口に落ちるのを防ぐことと、見た目を整えることです。

臭いの遮断は排水トラップの役目で、トラップの中に残った水が下水側と室内を仕切っています。

この水が減ればカバーを何枚重ねても臭いは通るので、まず封水があるかどうかを確かめてください。

確認は排水口をのぞくだけで済みます。

ふたを外して奥に水面が見えればトラップは働いていて、乾いた穴が続いているなら封水が切れています。

トラップ自体が付いていない設置もあり、その場合はカバーではなくトラップの取り付けを先に検討することになるため、管理会社や水道業者へ相談してください。

つまり、カバー選びは「臭いをどう止めるか」ではなく「トラップが働いている状態をどう保つか」の話です。

ゴミが流れ込めばトラップは詰まり、詰まれば排水が逆流して臭いも上がります。

排水口そのものの構造や掃除の手順は洗濯機の排水口の基本で解説しています。

形で分かれる洗濯機の排水口カバー3タイプ

売り場で見かけるものは、覆う範囲で3タイプに分かれます。どれも目的が違うので、臭いとほこりのどちらに困っているかで選ぶ対象が変わります。

排水口の穴だけをふさぐふた型

トラップの上面に載せる、あるいははめ込む形です。

排水ホースを差し込む切り欠きがあるものと、ホースを通さない全面型があります。

付属のふたを紛失した場合の代わりとして使われることが多く、寸法の合致がそのまま使えるかどうかを決めます。

防水パンごと覆う板型

パンの上面を板で覆い、洗濯機の脚を載せて使うタイプです。パン内側にほこりがたまるのを抑えられますが、排水口の点検口が確保されていない製品だと、掃除のたびに洗濯機を動かす必要が出てきます。

ホースの差し込み口の隙間を埋める形

排水ホースと排水口の間に残る隙間を、ゴムキャップやパテで埋めるものです。

封水があるのに臭うときは、ここが抜け道になっている場合があります。

ホースの外径に合わせて選ぶため、洗濯機の排水ホースの規格を確認してから買うと失敗が減ります。

排水口から臭いが上がる2つの経路とカバーの限界

臭いの経路は封水の切れと、ホース周りの隙間の2つです。

封水は長期の不在で蒸発し、まったく洗濯しない期間が続くと水位が下がります。

また排水の勢いが強いときや、集合住宅の排水立て管の通気が足りないときには、封水が引かれて減ることもあります。

カクダイの洗濯排水トラップに通気弁付きの品番があるのは、この吸い込みへの備えです。

もう一方の隙間は、排水ホースを差し込んだまわりに残るわずかな口です。

ホースの外径と排水口の内径が合っていないと指1本ぶんの空きが出て、そこから空気が抜けてきます。

ふた型のカバーは上から載せるだけなので、この空きを密閉するわけではありません。

隙間をふさぐ目的なら、ゴムキャップやパテのように口径に密着する形を選んでください。

逆に、排水口の奥から硫黄のような臭いが常時続くなら、トラップ内の汚れの蓄積や配管側の問題も考えられます。カバーを替えても変化がない場合は、掃除で改善する範囲か、業者の点検が必要な範囲かを切り分けたほうが早いです。

素材ごとに違う排水口カバーの耐久性と洗いやすさ

樹脂製は軽く、外して丸洗いしやすい反面、踏んだり洗濯機の脚が当たると割れやすくなります。

ステンレス製は変形に強く、洗剤が残っても傷みにくいのですが、重量があるぶん位置がずれたときに手で直しにくいです。

ゴムやシリコンのものは口径に密着させられるので隙間対策に向き、そのかわり表面にほこりが付きやすくなります。

価格の差は、素材そのものと厚み、そして寸法の種類の多さから生まれます。

薄い樹脂でも、用途がほこりの落下防止だけなら役目は果たします。

安い製品が劣るわけではなく、洗濯機の脚を載せるのか、載せずに脇に置くだけなのかで必要な強度が変わるという話です。

百円ショップでも似た用途の品が並びますが、取り扱いは店舗と時期によって変わります。寸法が合うものが常にあるとは限らないので、サイズが限られる場所に使うなら、寸法表示のある製品を選んだほうが確実でしょう。

洗濯機を動かす前に測る防水パンの有効内寸

カバーの寸法は防水パンの内側で決まります。

ここで取り違えやすいのが、呼びサイズと有効内寸が違うことです。

テクノテックの防水パンでは、同じ640サイズでもTP640REの有効内寸がW609×D609mm、TP640はW581×D581mmと、型番によって異なります。

他の型番も幅が広く、TP740はW709×D609mm、TP800は中央排水がW620×D570mm、左右排水がW531×D570mmです。

TP750やTP780も排水口の位置で内寸が変わるため、「640だから609mm」とは考えないでください。

メジャーをパンの内側の壁から壁まで当てて、実寸を書き留めるのが確実です。

あわせて測るのは、排水口の中心からパンの縁までの距離と、洗濯機の脚の位置です。

板型のカバーを入れる場合は、脚が載る位置とカバーの縁が重なるかどうかで使えるかが決まります。

洗濯機を動かすときは電源プラグを抜き、給水の蛇口を閉めてから作業してください。

本体は重いので、一人で無理に引きずらず二人で持ち上げます。

周辺の寸法をまとめて見直すなら洗濯機ラックの選び方も参考になります。

排水管の呼び径で洗濯排水トラップの品番が変わる

カバーではなくトラップごと交換する場面では、排水管の呼び径が選定の分かれ目になります。

カクダイの洗濯機排水トラップは、50mm排水管用と75mm排水管用で品番が分かれていて、通気弁付きのものは50mm排水管用として並んでいます。

径が違えば取り付けられません。

防水パンがない床置きの設置には、排水トラップエルボというパンなし用の部材があります。

横引ソケットのように、配管の向きを変えるための部品も別に用意されています。

自分の家の床下に何が入っているかは見た目では判断できないので、賃貸なら管理会社、持ち家なら施工業者や水道業者に確認してから部材を買ってください。

交換作業そのものは配管をいったん外すことになり、締め付けが甘いと漏水につながります。ふたやカバーの交換とはまったく別の作業だと考えて、無理に自分で回さないほうが安全です。

カバーを外して洗う頻度と交換の判断

ほこりを受ける部品なので、月に1回は外して洗い、排水口の内部も一緒に見てください。

糸くずが輪になってたまり始めると、そこに洗剤かすが絡んで臭いの元になります。

洗うときは中性洗剤とブラシで足り、塩素系の製品を使うなら酸性のものと混ぜないでください。

混ざると有毒なガスが出ます。

交換の目安は、割れ・反り・はまりの緩みの3点です。

樹脂が白くなって曲げたときにきしむ音がするなら、踏んだときに割れる段階に近づいています。

ゴムキャップは硬化すると密着しなくなるので、指で押して弾力が戻らなければ替えてください。

ステンレス製は変形しにくいものの、縁が持ち上がってがたつくようになったら位置が合っていません。

手入れの流れを洗濯槽やフィルターとまとめて済ませたい場合は、洗濯機の掃除方法で一度に片づける手順を解説しています。

よくある質問

カバーを付けたら臭いは止まりますか

止まりません。

臭いを遮っているのは排水トラップの封水で、カバーはほこりの落下を防ぐ部品です。

ホース周りの隙間から漏れている場合だけは、口径に密着するゴムキャップやパテで弱まることがあります。

防水パンがない設置でもカバーは使えますか

床に排水口が直接ある場合は、パン用の板型は載せられません。

排水口のふたに相当する部材を探すことになり、カクダイには防水パンなし用の排水トラップエルボがあります。

既存の部材の刻印を確認してから選んでください。

カバーの上に洗濯機を載せても大丈夫ですか

脚を載せる前提で作られた製品かどうかで変わります。

薄い樹脂のふた型に脚を載せると割れて傾き、脱水時の振動が大きくなります。

載せる場合は耐荷重の表示があるものを選び、脚4本すべてが平らに接地しているか確かめてください。

サイズが分からないまま買っても合わせられますか

合わない可能性が高いです。

防水パンは呼びサイズと有効内寸が違い、TP640は581mm、TP640REは609mmと差があります。

パンの内側と排水口の口径を測ってから注文したほうが、返品の手間が省けます。

まとめ

排水口カバーはほこりの落下を防ぐ部品で、臭いを止めるのは排水トラップの封水です。

まず排水口をのぞいて水面があるかを見て、そのうえでふた型・板型・隙間を埋める形のどれが必要かを決めてください。

寸法は呼びサイズではなく有効内寸を実測し、TP640の581mmとTP640REの609mmのように型番で差が出ることを前提に確認します。

ぜひ本記事の測る順番と素材ごとの向き不向きを参考に、手入れを続けられるカバーを選んでください。

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