SHARE:

キッチンの排水口掃除はどの順番でやる?部品の外し方も

キッチンの排水口掃除はどの順番でやる?部品の外し方も

シンクのフタを持ち上げると、ゴミ受けの底に白いぬめりが溜まっています。

キッチンの排水口の掃除は、フタ・ゴミ受け・ワントラップ(椀(わん)を伏せた形の部品)の3点を外し、上にある部品から順に洗っていくと短い時間で終わります。

部品を買い替えるなら、家庭用シンクの排水口が呼び径180mmと186mmの2規格に分かれているので、先に自宅の径を確かめてください。

本記事では部品の外し方と洗う順番、塩素系洗剤を使うときの注意点を解説します。

みずまわりん編集部

水回りのつまり・水漏れの直し方と、掃除グッズや交換部品の選び方をまとめた情報サイト。お風呂・トイレ・洗面所・キッチン・洗濯機まわりを場所ごとに解説します。規格や料金はメーカー公表情報を確認し、確認時点を明記しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

キッチンの排水口の汚れは臭いと流れの2点で切り分ける

掃除を始める前に、症状がぬめりだけなのか、水の流れまで落ちているのかを確かめてください。

水を溜めてから一気に流し、渦を巻いてすぐ引くなら排水管側は通っていて、汚れはゴミ受けとワントラップの周りに留まっています。

この状態なら分解して洗うだけで済みます。

水位がゆっくり下がる、あるいはゴボゴボと音がする場合は、トラップの内側か、その先の配管に油が固まっている可能性があります。掃除で軽くなることもありますが、洗っても変わらなければ対処の方向が別になるため、キッチンの排水溝の流れが悪いときの対処法とキッチンの排水溝つまりの直し方で解説しています。

臭いだけが気になるときは、原因が汚れではないこともあります。

長く家を空けたあとに臭う場合は、トラップに溜まっている水が蒸発して下水側とつながってしまった状態で、掃除では止まりません。

見分け方はキッチンの排水溝が臭い原因で解説しています。

排水口の掃除より先に止める電源と止水栓

生ごみ処理機(ディスポーザー)が付いているシンクでは、手を入れる前にコンセントを抜いてください。

スイッチを切るだけでは、誰かが操作した拍子に回る危険があります。

食器洗い乾燥機を使っている家庭では、運転が終わっているかも確認します。

乾燥中に排水されると、外した部品の穴から水が噴き出します。

トラップ本体まで触る作業をするなら、シンク下の止水栓を閉めておくと安心です。

閉める前に、ハンドルやマイナス溝を全開の位置から何回転で閉まったか数えておいてください。

戻すときに同じ回転数だけ開けば、元の水量に近づきます。

数えずに閉めると、開け具合が分からなくなって水の出が変わります。

ゴム手袋と換気も準備のうちです。

排水口の内側にはステンレスの縁やねじ山があり、素手だと指を切ることがあります。

塩素系の洗剤を使う予定なら、窓を開けるか換気扇を回してから始めてください。

作業中に家族が蛇口を使わないよう、一声かけておくと途中で中断せずに済みます。

キッチンの排水口の部品はフタ・ゴミ受け・ワントラップの順で外す

外す順番は上から下です。

まずフタを持ち上げ、次にゴミ受け(バスケット)を引き上げます。

どちらも落とし込むだけの構造が多く、工具は要りません。

最後に残る椀を伏せた形の部品がワントラップで、反時計回りに軽く回すと外れるタイプと、そのまま上に引き抜けるタイプがあります。

回しても動かないときに力を足すのは避けてください。

樹脂のつめが折れると部品だけの入手が難しく、トラップごとの交換になります。

ぬるま湯を注いで数分置き、周りのぬめりをゆるめてからもう一度試すほうが確実です。

ワントラップの下に見える円い受け皿がトラップ本体で、ここは外さないでください。

カクダイのシンクトラップ452-502では、シンクの取付穴径が158mm、上から見えるフランジの外径が181mmという寸法で、シンクを挟み込んで固定されています。

緩めると水漏れにつながるため、掃除の範囲は本体の内側までにとどめます。

構造と戻し方はキッチンの排水トラップの種類と外し方で解説しています。

外した部品は並べた状態で写真を撮っておくと、組み立てで迷いません。

掃除は部品洗いから始め、洗剤は絶対に混ぜない

洗う順番も上から下にそろえます。

フタとゴミ受けを中性洗剤とスポンジで洗い、網目に残ったかすは使い古しの歯ブラシでかき出してください。

ワントラップの内側は指が届きにくいので、柄付きのブラシが役に立ちます。

部品を洗い終えたら、排水口の内壁と本体の内側を同じように洗い、最後にシンクの面を拭き上げます。

先にシンクを磨いても、あとから部品の汚れ水が流れて二度手間です。

ぬめりが厚いときは塩素系の排水口用洗剤を使う方法もあります。

ここで守ってほしいのは、塩素系とクエン酸などの酸性の製品を同時に使わないことです。

混ざると有毒なガスが出ます。

「混ぜるな危険」の表示がある製品は、続けて使うのも避け、間に水でよくすすいでください。

熱湯を勢いよく流すのもやめておきます。

452-502の材質はPP(ポリプロピレン)とステンレスで、樹脂部品は熱で変形することがあります。

放置時間は製品の表示に従い、長く置けば落ちるという考えで一晩そのままにしないでください。

日々の手入れの頻度はキッチンの排水溝掃除でぬめりと臭いを断つ手順、シンク面の素材ごとの扱いはキッチンシンクの素材別の違いで解説しています。

排水口の部品が戻らない・臭いが残るときのつまずき

ワントラップが斜めに入っている

組み戻しでいちばん多いのが、ワントラップの座りです。

斜めのまま押し込むと隙間ができ、下水側とつながって臭いが上がります。

上から見て縁が水平になっているか、指で軽く押して均等に沈むかを確かめてください。

回して固定するタイプは、止まる位置まで回してから手を離します。

ゴミ受けが浮いてフタが閉まらない

買い替えた部品で起きる場合は、呼び径が合っていない可能性があります。

家庭用シンクの排水口は180mmと186mmで部材が分かれ、180mm用・186mm用・両対応の3タイプが売られています。

取付穴の158mmという数字はシンクに開いた穴の寸法で、ゴミ受けを選ぶ基準ではありません。

どこを測るかはキッチンの排水溝ゴミ受けの選び方で解説しています。

洗ったのに臭いが残るなら、原因は部品ではなく水の量です。数日使わなかった排水口は水が蒸発しやすいので、コップ1杯の水を流してから様子を見てください。

掃除をやめて業者や管理会社に相談する境目

シンク下の床が濡れている、トラップ本体がぐらつく、洗っても水がほとんど引かない。

このどれかが当てはまるなら、自分で続けるのはやめてください。

配管の接続部を素人が締め直すと、パッキンがずれてかえって漏れが広がります。

賃貸住宅では、先に管理会社か大家へ連絡します。

連絡なしで業者を呼ぶと費用が自己負担になることがあり、原状回復の扱いも契約や管理規約によって変わります。

費用の目安として、2026年7月時点でクラシアンの水漏れ修理とつまり除去はいずれも作業料金8,800円(税込)からと公表されています。

ここに事務手数料が加わり、関東圏は15%、関東圏以外は10%です。

公式の記載例では、洋式トイレのつまり除去が関東圏で10,120円、関東圏以外で9,680円という内訳になっています。

表示価格だけで総額を判断せず、手数料を含めた金額を聞いてください。

同社は出張費・現地見積もり・キャンセルを無料としていますが、法人の場合は成約に至らないと出張費がかかることがあると案内されています。

一般に料金は基本料金・出張料金・作業料金で構成され、基本料金は3,000〜8,000円台が主流とされます。

実際の金額は作業の内容で変わるため、着手前に書面か画面で内訳を確認しておくと安心です。

よくある質問

分解して洗うのはどのくらいの間隔がよいですか

ゴミ受けの生ごみは調理のたびに捨て、フタとゴミ受けは毎日すすぐのが基本です。

ワントラップまで外す分解洗いは、ぬめりの付き方を見ながら週1回から月1回の間で決めてください。

油を多く使う家庭ほど間隔は短くなります。

重曹とクエン酸を一緒に入れてもよいですか

この2つは混ぜると発泡しますが、塩素系の洗剤が残っている排水口にクエン酸を入れるのは危険です。

有毒なガスが発生します。

塩素系を使った直後は水でよくすすぎ、日を分けて使ってください。

ワントラップを外したままにしてはいけませんか

必ず戻してください。

この部品があることで水が溜まり、下水側の空気をさえぎっています。

外したままでは臭いや虫の通り道になります。

割れて使えない場合は、同じ排水口に合う部品を用意するまで暫定でフタを閉じておき、早めに交換しましょう。

シンク下に収納を置きたいのですが交換できますか

カクダイには浅型シンクトラップ452-602や薄型の4526・453-013といった、シンク下の高さを使えるタイプがあります。ただし自宅の排水管の位置や径で付けられるかどうかが変わるので、交換の可否は現物を見てもらってから判断してください。

まとめ

キッチンの排水口の掃除は、電源と止水栓を先に止め、フタ・ゴミ受け・ワントラップを上から順に外し、同じ順番で洗ってからシンク面を仕上げる流れで進みます。

回らない部品に力を足さず、塩素系と酸性を混ぜないことが安全の線引きです。

部品を買い替えるなら、呼び径180mmと186mmのどちらかを先に確かめてください。

シンク下が濡れている、水が引かないといった症状が出たら、賃貸なら管理会社へ、持ち家なら業者へ相談します。

ぜひ本記事の外し方と洗う順番を参考に、次の休みに分解洗いを試してみてください。

あなたへのおすすめ